平安時代中期、平将門の乱や大地震など、動乱や天変地異が相次ぎました。天慶3年、朱雀天皇の命により、御所に祭っていた由岐明神を鞍馬に遷宮し、北の鎮めとすることになりました。その時に遷宮を迎えた行列は、1キロに及んだと言われています。その後も鞍馬の人々が由岐明神の霊験と儀式を信仰し、今日まで受け継がれてきた祭りです。
私たち京都教育大学サイクリング部は、毎年この火祭りに参加しています。(見物ではなく、参加) その目的は部の単なるレクレーションにとどまらず、地域の文化に触れ、肌で感じることにあります。火祭りのみならず、紅葉を楽しむ紅葉ラン、蛍のいる景色をホタルラン、合宿やソフトクリームランなども、京都や京都近郊の他府県のみならず、北海道や九州などの地域文化や自然を感じる上で重要な役割を果てしていると考えています。
百聞は一見に如かず。座学で学ぶことも多くありますが、体や心を使って学べることも少なくないのではないでしょうか。たとえ屋根の外で学ぶものが形に表れなくとも、一人一人の心には確かに残っています。
そして何よりも大切にしたいこと。それは楽しむということ。かけがえのない仲間たちと、ここ京都で楽しい時間を過ごすことです。

今年も火祭りランを無事終えることができました。夜遅くのサイクリングにも関わらず、ご理解、ご協力をいただきました保護者の方々に深く感謝するとともに、今後のサイクリング活動も暖かく見守っていただけますようお願い申し上げます。
また伝統ある火祭りを今日まで伝承しておられる鞍馬にお住まいの方、警備や消防など火祭りを支えておられる全ての方に深く感謝いたします。



名称
時代祭り&火祭りラン
目的
祭りの文化は日本の心
日程
2005年10月22日(土)
コース
京都教育大学→御所→99ショップ→業務スーパー→京都教育大学→出町柳→MK→鞍馬→各宿泊所
参加人数
8名(うちアイスを食った人2名)
参加者

あららん

モルツ

つちっち

タニー

ザッキー

3ch

あややん

イミー
  
見送ってくれた人

わたわた
炎の魅力
プライスレス
天気
曇り 気温低し のち雨


「園芸部」
恒例の火祭りランですが、今日はどーしても時代祭りに行きたいというモルツの要望で、時代祭りにもいくことになりました。
寒かったのですが、はじめてみる時代祭りにちょいと感動。
でも寒かった。
ちなみに真ん中の人は坂本竜馬らしい。

「以心伝心」

「おごり」
イミーのおごりで暖かい飲み物をプレゼントしました。
でもモルツにはアイスクリームにしました。
モルツ君と一緒に寒空の下、アイスクリームを食べました。
あららんと3chが途中参加だったので、とりあえず学校に戻って、ハンバーガードッグを食べました。その後トランプ大会で盛り上がりました。
ぺペロンチーのをはさんだ焼きスパパン、おいしかったです。

「さだむ」

「真夜中の疾走」
MKのバイキングに行きました。
なんと500円で食べ放題。
ドリンクバーをつけても600円です!

モルツ「火も熱い!火祭りも熱い!」
とりあえず鞍馬に着きましたが、人人人で、全然前に進めません。
しかし目的はみこしを引くことなので我慢我慢。
しかしながら鞍馬は人人人。8人で電車ごっこ状態になって歩きました。

タニー「ドラマチックでファンタジックでノスタルジックでとてもよい祭りでした。履いてた白い靴がススと雨水でえらいことになっててショックでした。」

「各駅停車」

「3ショット」
みこしを引っ張っているところです。サイレーイヤサイリョー!
右から、つちっち、3ch、イミーです。
と、思いきや、左端の男性は私じゃありませんでした。
イミーだと思った人、正直に申し出てくださいね。鉄拳が待ってますよ。

つちっち「『サイレイャ〜サイリョウ!>帰りの土砂降り』参加して良かったです♪」

あららん「最初人混みで何も見えなかったから退屈でしたが、御輿引くのに参加できて楽しかったです。」
みこしが担がれ、由岐神社の社に奉納されました。


3ch「なんかね、地域と男衆と火なんですよ。警察は脇役なんです。その職務上、輪の外なんです。でも祭りになくてはならない存在です。男衆の花柄の肩掛けと、ふんどしののれんに強烈な美を感じました。神との交信の場でどうしてエロスというかたちで美が必要なんでしょう。だれか教えてください。あ、やっぱりいいです。自分で調べます。」

「クライマックス」

「俺たちKUE」
鞍馬の山に火柱が立ち昇り、火祭りは午前1時ごろ終焉を迎えました。
降り始めた雨に不安を抱きながらも、自転車で帰ります。
最後の記念に、興奮しまくったトランス状態の部員たちは、「火メラメラ」「炎!炎!」と永遠に繰り返していました。

ザッキー「火祭りは初めてだったのですが……参加しちゃいましたよ。火のそばはあったかくて、離れると寒さ倍増。でも、御神輿曳いて声だして、寒さ忘れて楽しめました!」



さて、この後なのですが、自転車に乗る頃にはザーザーと雨が降り、風が吹き、指が凍りそうになりました。
暗い道、山の中を京教チャリ部の「サイレー!サイリョー!」が響き渡りました。



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